ブログを書くまでがワークショップ
久しぶりにブログを更新します。今日は、先日参加したワークショップの話です。
もともとは旅ランブログとしてこのブログを立ち上げましたが、最近は私の活動範囲が広がっていますので、雑多なブログとして続けて行こうと思います。テーマに縛られて書けなくなるのも寂しいですもんね。(SEO的にはダメなのかもしれませんが、個人のブログなので、とりあえずは良いです・・)
参加したのはUX KANSAIさんが開催されいているUXデザインセミナー。
年間10回ほどの連続セミナーなのですが、昨年度途中参加組だった私は「今期こそ通期で受講したい!」と思いまして、受講受付が始まるやいなやで早速申込みました。
で、こちらのワークショップでは「ブログを書くまでがワークショップ」と言われています。
セミナー受けっぱなしだと忘れちゃいますからね。せっかく食べたものは消化して自分の血となり肉となるようにするべし、ということなのだと思います。
「みんなと一緒だから安心」っていう感覚、実はヤバい!
自分の頭で考えて判断して行こうと思っていても、よくわからなくて不安な時はまわりについていってしまうんですよね。それだとダメだということを初回から痛感。
「史上最悪の旅行とは」というお題で旅行の内容を作って行くワークにて。
海外旅行に行って、マフィアに連れ去られ、、みたいなシナリオを描く我がチーム。
こんなもんで良いのかなー、、と周りのチームの様子を見に行ったところ、周りのチームも似たようなシナリオを作っていることが判明。よし、なんか大丈夫そう。
ところが、、、
「なんでみんな”最悪の旅行”といえば”海外旅行でトラブル”っていう発想になるの?」
「みんなが同じものを作っている時点で、何かがおかしいと思わない」
「頭のなかがフレームで固められちゃってる。リフレーミングしないと!」
とのお言葉を先生からいただく。
「みんなと一緒=安心」ではないですよね。みんなと一緒であることが本当にこれで良いのか、考えないと。
リフレーミング自体も目的ではなくて、考え抜くことが大事なのだと思います。手ぇ動かさないとね。書かないと思考は活性化しないので。
チームビルディングって難しい
今回のワークショップでは、初めてお会いする人たちとチームを組んでワークに臨みました。
チーム組成は、同じ会社の人とは別グループ、同じ職種の人は各チームに分散させる、が原則。要はできるだけ共通言語を持たない人たちとワークを進めるというやり方です。
多様なバックグラウンドを持つ人たちと一緒に、ひとつの課題について最適解を導きだすのは、本当に難しいです。そもそも唯一無二の答えなんてないし。当たり前なのですが仕事でも答えがない中で進むので、いつもモヤモヤ感は絶えません。
それでも「最適解」とチーム全員が思えるものを導いていくためには、「考えるプロセス」を全員で共有できていることが大事なのではないかなと。
自分が入っていないところで物事が決まっていくと、その後は付いていくだけの人になってしまいますからね。往々にして、付いていくだけになっちゃった人は責められがちですが、責める前にチームのこれまでのプロセスが正しかったのか省みないといけないですね。私はそうなれるように意識しよう。
まとめ
で、結局何がUXなのか?というブログになっちゃいましたが、初回はサービスデザインの話には踏み込んでいません。考え方を学んだ1日でした。
あー、でも書いてみるって良いですね。
今度から旅ランも「ブログを書くまでが旅」にしようかしら。