暗峠ってどんな峠?
大阪府東大阪市東豊浦町と奈良県生駒市西畑町との境にある峠です。
この暗峠は国道308号を通って超えることができます。
東大阪の市街地から国道308号に入り、住宅街を抜けて峠を超えます。
峠の標高は455m。
国道308号で暗峠超えの最大の特徴は、なんといってもその傾斜と道幅の狭さ!
特に大阪側は傾斜がきつく、スキーゲレンデ並みの傾斜の道が続きます。
最大の道路勾配は31%だそうです。しかもこの地点は狭い道幅のヘアピンカーブとなっていまして、車で通るのも大変。
そんなわけで、この国道308は「酷道」としても有名です。
出典:Wikipedia
実際に走ってみる
東大阪から生駒まで、国道308号を通って走ってみました。
東大阪の市街地から、徐々に落ち着いた住宅地に入ってきます。そしてこの時点で既に急勾配。
枚岡公園に差し掛かる手前に1件の売店があります。このあとは峠までの間、自動販売機はないので水分補給はお忘れなく・・。
売店を超えていくと、まだまだ急勾配が続きます。
平均斜度20%とも言われるこの国道308暗峠超え大阪側。
スキー場の中上級コース並みですやん。(写真はイメージです)
上れども上れども、進んでいる気がしません。
頑張って走っているつもりですが、16分/kmなんていうラップタイムになります。
平地を歩く速度より遅いしww
※ちなみにこの坂、下り降りるのは爽快です。でも国道ですので車には注意。
あせらず、少しずつ少しずつ進みます。(写真はイメージです)
急勾配&急カーブを超えると、少し傾斜がゆるくなってきます。
そして石畳の道に入ってくると・・・!
峠についた時の感動はひとしおです。(写真は、峠から大阪側を向いてます)
山頂にある「峠の茶屋」ではかき氷や定食をいただけます。夏はビアガーデンもやってるみたいです。
休日はランナーやハイカーの人で賑わっています。休日しか行ったことありませんが。
奈良側の坂は、大阪側に比べて緩やか。
気持ち良くおりられました。
暗峠まとめ
アップダウンのあるレースの前の練習におススメです。
距離はちょっと短めですので、峠の往復をしているガチな坂好きランナーさんもいます。
下りは飛ばしすぎると靴の底が欠けたり膝をいためたりしますので気をつけてください。
大阪側は近鉄枚岡駅や額田駅、奈良側は近鉄南生駒駅が近く、アクセスしやすいです。
楽しい休日ランを!