たびラン!

【UX】2017 UX KANSAIワークショップ 第4回&5回

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人はどんなときに何が嬉しいのか?

6月から通い始めた2017年度UX KANSAIワークショップも、今回で後半戦に突入しました。
今回は2日連続での合宿形式。取組むワークはこれまであまり経験しなかったような独特な難しさで、悶々としてきました。

ワーク自体が良くできたかと言えば全然できていないですが(悲)、2日間ぶっ通しで考えたことで学ぶことが多かったので、個人的には収穫いっぱいで帰って来ています。ほくほく。
頭を酷使しすぎたのか、週明け会社に行ったら使い物にならないぐらい頭がまわりませんでした^^;

今回のワークショップは2日連続。ほぼ丸2日かけてフィールドワークと分析を行ってきました。
テーマは「人はどんな時に何が嬉しいのか」
割と簡単に仮説がたてられちゃうお題なだけに、よけいに難しいのです。。。

まずは嬉しそうにしている人たちを捜しに、京都の町にフィールドワークにでかけます。
fieldwork
フィールドではあまりあれこれ考えず、撮影またはイラストでサンプリングをひたすら続ける。
分析は帰ってから行うのです。

フィールドで意識したことは「焦点化」
見えるものを全て平等に扱うのではなく、必要なポイントを意識的にフィルタリングして情報収集すること。
いわゆる「アンテナを張っている」という状態に近いのかもしれません。

事象を概念化するということ

フィールドワークで嬉しそうな人のサンプリングを終えると、ワークショップ会場に戻って分析開始!

嬉しそうな人たちの写真やイラストたちはそれぞれ個々の事象に過ぎなくて、それらの集まりから「人が喜ぶ普遍的な要素(価値)」を抽出するのがここからのワークになります。
特殊な事象に振り回されず、最大公約数としての価値を発見していきます。

workshop
分析で使うのが「概念化」
具体的なことを体験したあと、振り返りをして、自分の中に一つのパターンとして取り込む、という流れです。

言葉にすると難しい感じがしますが、割と人が無意識にやっていることなのです。
例えば、小学生の時に、
校舎で鬼ごっこして怒られた
廊下で走って怒られた
多分廊下でキャッチボールしてても怒られるんだろう→周りの人が危ないからね!
というのもひとつの概念化なのかと。

ただ、「概念化」を自分のものにして使いこないしている人も、なかなかいないのでしょうね。
やろうとしていることはわかったので、実際にやってみようとしたものの、これがなかなか難しかったです。

訓練次第でできるようになっていくものなのだとは思いますが、今回かなり事象に引っ張られ続けました。
くー、むずい。

計算されつくされているものたち

そうこうしているうちに、「優れた観察と概念化で生まれた製品やサービスは(おそらく)良いものである」といえるような気がしてきました。
ということは、「これは良い!」と思える製品やサービスに出会ったら、「これが良いのはなぜなのか」ということを考えてみるのも良さそうです。

概念化を使いこなせるようになりたいものの、同じ方向でばかりアプローチしていると頭が火を噴きそうなので、逆方向から見てみることで省察して行こうと思います。

計算されつくされている製品を、漠然と使うのではなくて、その緻密さや繊細さを感じることができるって良いですよね。
人生がちょっと豊かになりそう。
house

人が嬉しいこととサービス化の話

私たちのグループは「誰かに与える嬉しさ」「我慢して乗り越えた後の嬉しさ」など、いくつかの人が嬉しいと思うポイントを抽出しました。

もちろんこの抽出はゴールでもなんでもなく!
ここから、ワークショップの最終ゴールである製品/サービスデザインにつなげていくのです。

とにかくひねり出した案は、まだまだ検討が必要なもの・・というか、まだ案ですらないのかも。
実現性やビジネスケース、最低限のチェックはしないといけないですね。

ふわっとした形の見えないものを扱っている状態から、現実的なものを考える状態に頭を戻すことって難しいなーと思いました。

とにかく充実したワークショップで、フルマラソンを走った後と変わらないぐらいのぐったり感。
そして実際に走った訳でもないのに焼肉を食べて帰りました。意外とタフなのかもしれません。

また来月も頑張ろう^^

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2 Comments

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